ごあいさつ・よもやま話


 12月になりました。
 今年も気が付けば残り1か月を切りました。歳をとってからは時間が流れるのが本当に早くなった気がします。
 全国的にインフルエンザが流行っているようですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 この時期は気ぜわしいけどボジョレーヌーボーやクリスマス、新年の準備などで街はにぎやかになります。
 デパートやスーパー、コンビニまでも、飾り付けが華やかなるので寒いけれど気持ちはウキウキします。

 コンビニと言えば自宅の近所にセブンイレブンがあります。開店したのはずいぶん前でもう30年は経つのでしょうか。
 近くにコンビニがあるのは便利なもので、以前は昼に弁当や飲み物、夜には晩酌のビールやチューハイなどをよく買っていました。
 ある日、いつものように帰宅する前に立ち寄りその日に飲むビールを買ったときのこと。レジの女の子に買い物かごを渡すと「ビールと一緒に揚げたての唐揚げはいかがですか?」と勧められました。今でこそ驚きはしませんが当時そのようなことを言われたことがなかったのですごくびっくりしました。
 そのレジ係の女の子は商売上手のうえ愛想がよくて、何日か後に子どもと行くと、「○○ちゃん(自分の子の名前)、今度ポケモンの新しいソフトが出るけど予約しておく?」と言うのです。「ほんとうにたいしたものだな」ととても感心しました。
 近所の幼馴染と飲んだ時にたまたまその話が出ました。友人によると、その女の子は店を利用する地域住民のお客さんに話しかけては、コミュニケーションをとっているということでした。

 その子もきれいな娘さんでしたが、その後、さらに二人のかわいらしい女の子が働くようになると、お昼どきには女の子たちを目当てに野郎どもが集まり店は大賑いでした。
 聞くところによると、当時この店は北関東(関東?)のセブンイレブンで一番売り上げをあげる店だったそうで、新規店舗の研修で見学されるようになったとのことでした。
 のちにその愛想のいい女の子は、店のオーナー(イケメン)と結婚してめでたしめでたしとなりました。

 昔話ならこれで終わりなのでしょうが、時代の流れは不思議なもので、近年このあまり大きくない町にドラッグストアーが多く開店しました。
 自分の家の近く(もちろんそのセブンイレブンにとっても近く)にもできて、「こんなところでお客なんて入るのかな?」と思っていたら見ていると結構繁盛しています。
 薬が置いてあることも理由なのでしょうが、ドラッグストアーと言ってもコンビニに比べると安価な食料品や日用品、飲料品が置いてあり、お客さんからすればどうせ買うなら安いほうでと言う心理が働くようです。
 ドラッグストアーを利用するお客さんには、以前はコンビニを利用していた人も多くその分コンビニエンスの売り上げが落ちているそうです。

 資本主義の世の中だから当たり前のことなのでしょうが、経営(自分の会社も含めて)することって本当に難しいなぁと思います。
 以前経営者セミナーに参加したとき「強いものや頭のいいものが生き残れるのではなく、時代の変化に対応できたものが生き残れる」と聞いて「なるほど」と、とても感心したけれど、結局それが一番難しいのですよね
 自分にはどう頑張っても何年か先のことを見据える力はなさそうだから、とりあえず目の前のことを一つひとつ一生懸命やろうと思います。

と言うわけで
2025年の最終月、今月も頑張っていきましょう!
株式会社 タートル  
代表取締役 小山康一郎

会社沿革

株式会社 タートル
所在地  〒329-1311
     栃木県さくら市氏家1231-8【マップ
     電話:028-682-8301
     FAX:028-682-8304
創立年月日 1978 年9 月1 日
資本金  1000 万円
業務内容 印刷物やそれに係る企画、製造、販売