ごあいさつ・よもやま話


 9月になりました。
 天気予報によるとまだまだ暑い日が続くそうです。ほんといい加減にしてくれと言いたくなりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
 それでも地元では稲刈りが始まりました。異常気象とはいえ(ここ何年かではこれが普通になったような気もしますが)季節は少しずつ秋に向かっているのでしょうね。

 普段あまりテレビは見ませんが、少し前にたまたま「ミステリーと言う勿れ」の初回を見ました。すごくおもしろかったのでしばらくの間月曜日は早く帰るか録画しておいて最後まで見ました。
 原作の漫画はまだ完結していないので、当然ながらテレビも完結しませんでした。続きが気になったので漫画を読みましたが、絵がテレビの菅田将暉さんのイメージと違うのでどことなく違和感を持ち途中で読むのをやめてしまいました。
 でも先日、ふと続編はいつ頃放映されるのだろうと思ってネットで調べてみると、例の中居正広さんの問題で、菅田将暉さんの事務所がフジテレビへの出演を断ったと言うことを知りました。
 分からないではないけれどすごく残念!
 仮に別の俳優さんで続編を作っても彼のインパクトが大きいのでなかなか難しいのではないかと思います。本当にはまり役だったと思います。

 自分が若いころ、全盛期だったフジテレビのバラエティー番組を見て「これは倫理的に大丈夫なの?」と思うことが何度かありました。
 ある番組でとんねるずの石橋貴明さんが女優の細川ふみえさんの胸に顔をうずめた時に彼女が本気で嫌がっていたことがありました。それを見た時「やるほうもやるほうだけど、それを平気で放送するのもどうなんだろう?」と感じたし、ブラウン管を通して感じた石橋氏の性欲に辟易してそれからその番組は見なくなりました。
 フジテレビは「面白くなきゃテレビじゃない」をキャッチフレーズに番組を作っていたけれど(今はどうか知らない)、それはあくまで個人の人格や人権が尊重されることが大前提だと思います。

 今年の夏の甲子園は広陵高校が途中で出場を辞退しました。加害者でない生徒には迷惑な話ですが、この根底には「勝つためには何をやってもいい」という昭和的な感覚が残っているからだと思います。
 少子高齢化の今、私立高校は特に部活動がいつまでたっても強くならないと(良い成績をとらないと)担当している先生が左遷されるということは聞いているし、学校の宣伝のため強い生徒を集めてくるとその生徒は授業料無償だけでなくこづかいまでくれるなんて話も聞いたことがあります。
 自分の学生時代からそうですが日本の部活動における先輩後輩の上下関係も異常なところがありました。たった一年しか齢が違わないのに「何様だい」って思うような先輩もいたし、理不尽な扱いを受けたこともありました。
 もちろん先輩全員がそうではなく尊敬できる指導者や先輩も数多くいますが、今回のことは一部の勘違いしている人たちのために悪いほうへ流れたんだろうなと思いました。

 中居正広さんの問題も昭和の価値観、例えば「芸のためなら女房も泣かす」や「女遊びは芸のこやし」みたいなものが残っていたのかもしれません。個人的には誰と誰がくっついたとか別れたとかには興味がないし勝手にやればって思うけれど。今回のように相手が拒否したり、若しくは拒否できないような状況に追い込んで自分のやりたいような事に及ぶのは完全にだめだと思います。
 昭和が良い時代だったかどうかは分からないけど、力を持った人がそうでない人に好き勝手やるのは悪しき習慣だと思います。

 でも、自分の人生も約3分の1は昭和なので気を付けなければ・・。
 実際歳をとると考え方を柔軟にするのが難しくなってきます。今までと違う新しい価値観を受け入れることはある意味自分の今までの人生を否定することにつながるからかもしれませんね。

 フジテレビが世の中やスポンサーに許してもらえてミステリーと言う勿れの続編が制作されないかなぁ。結構いいドラマを作っているのですよねフジテレビは。
 早くしないと俳優さんもみんな歳をとっちゃう(汗)

 暑さももう少しの辛抱と思って、今月も頑張っていきましょう!
株式会社 タートル  
代表取締役 小山康一郎

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